ママチャリとトレーニング


🚲ママチャリでもトレーニングになるのか?
ロードバイクなんて高くて買えないよ」「ママチャリしか持ってないけど運動になるの?」
そう思う方、多いのではないでしょうか。

景気も悪く、物価も上がっている中で、数十万円もするロードバイクは確かに贅沢品。
かくいう私も、ディスクブレーキ主流の時代に入り、10年前のリムブレーキロードをまだ大切に乗っています。
買い替える予定も予算も、正直ありません。


🏋️‍♂️じゃあジムのエアロバイクでいいのでは?
確かにジムのエアロバイクは性能も良く、雨の日でも安心して乗れます。
しかし問題は——飽きる!
景色が変わらない中で30分も漕ぐと、どうしても気持ちが続きません。
それに負荷も軽く、実走感が薄いのです。


🚴‍♀️「ママチャリ・トレーニング」
実は、ママチャリでも十分にトレーニングになります。
買い物ペースのゆっくり走行ではなく、意識して走りこめば、立派な有酸素運動になるんです。


✅ ママチャリで効果を出すポイント
1時間以上乗る
 脂肪燃焼効果を狙うなら最低でも60分。
 慣れてきたら2時間でもOKです。
サドルとハンドルを調整
 「おばちゃん乗り」ではなく、サドルを少し高めにしてロードバイク風の前傾姿勢に。

心拍計を装着して心拍数を測りながら走ると効率よく走れます。

脂肪燃焼の60%が狙い目です。
 これで太ももの動きがスムーズになり、効率の良いペダリングが可能です。


ペダリングフォームに注意

自分が車に乗る側になるとふらつく自転車にイライラしますよね。

ふらつく原因

がに股ペダリング

低いサドル(さっき書きましたね)

踏むたびに上半身を揺する
 近所の高校生やおじちゃん、ヤンキーみたいにがに股ではなく、太ももを閉じて、足裏を真下に押すイメージで。
 これだけで筋肉の使い方が変わります。
ふらつかないよう意識する
 最高速度や高出力ばかりを意識しすぎると、下半身に力が入りすぎて車体がふらつきます。
 一般公道ではこの「ふらつき」が命に関わる危険行為です。
 体幹を意識して上半身に安定した土台を作り、ブレないペダリングを心がけましょう。


安全第一
 ヘルメット着用、交通ルール遵守、夜は反射材を装着。
 道路工事の鉄板や歩道の縁石にも注意しましょう。

🧾 実際の効果
私自身、ママチャリレース出るためトレーニングするつもりが登山にうつつを抜かし自転車トレーニングしてませんでした。焦ったのでママチャリトレーニングで1ヶ月間しっかり走り込みをした結果、体重が2kg減少。
しかも、レース本番ロードバイクの中で混ざって走っていたらロードバイクで鍛えた自転車乗りそこそこ張り合えるほどの走力がつきました。
ママチャリでも、やり方次第で立派なトレーニングになります。

ただ、ロードバイク乗りはロードバイク乗りましょう。ロードバイクには効果あまりありません。


f:id:TOSHI-HARKU:20251106221248j:image

💬 まとめ
高価なロードバイクがなくても、運動はできます。
重要なのは「続けられる環境」と「意識を持って乗ること」。
ママチャリでも、あなたの脚は確実に変わります。